行政書士開業準備を始めて半年
行政書士開業準備を始めて半年が過ぎた。
現状開業には至っていない。
今も手探りのまま、一歩ずつ進んでいる。。
有益な情報というものではないが、イチ行政書士合格者のリアルを見てもらえたらと思う。
万能感
行政書士に合格した!ネットで番号を見つけて、会社裏の倉庫でヤッターとダサいジャンプをした。
すぐに少ない友人に連絡した。皆すごいと褒めてくれた。
もう何でもできる、といった謎の万能感があった。
80年代のコカ・コーラのキラキラしたCMに、私も出られる位のキラキラ感はあったと思う。
さて会社をスマートにやめて開業するか?
有頂天天狗がそこにいた。
ある日、友人とお酒を飲んでいた時にふと、”行政書士って何ができる仕事なの?”と聞かれた。
私は答えられなかった。
意気消沈~不安~
よく考えたら、試験受かってどうするのだろう?
ダスティンホフマンの映画卒業のラストシーンのような心境になった。
とりあえず実務書を読み漁った。
実務書を開くたびに、業際、処分、公表、専門分野……知らない言葉ばかりだった。
さらに登録費用、事務所、帳簿。試験に合格しただけでは、個人事業主として何も始まっていないことに気づいた。
え?じゃあ仕事無いと給料ゼロ?
じゃあ、ずっと仕事が無いと、貯金がゼロになるの?
万能男はブルブル震えた。コカ・コーラの味はしなかった。
猛勉強だ!
ここまで泥水をすすって合格したんだ。開業準備も勉強するしかないだろう。
明らかなカラ元気状態で本を読んだ。
迷った挙句、伊藤塾の行政書士実務講座を申し込んだ。
行政書士試験直前と同じくらい勉強しているはずなのに、スカスカの手ごたえしかなかった。
カラ元気はしょせんカラ元気なのだ。
キラキラした同期たち
私が出会った行政書士合格者の同期の皆さんが凄かった。
『私は相続専門です!』『地域誌にアプローチをかけて売り込んでいます』
え?専門って何?って言っている私を尻目に皆さん、バシバシ開業されて動いている。
いつの間に?
私が受けた行政書士試験と同じ試験受けたんですよね?この差は何?
キラキラしたコカ・コーラのCMにも出られそうと言っていた有頂天天狗の鼻は、
買いまくった実務書に突き刺さっていた。
1歩1歩
本を読んで、しばらくして忘れるの繰り返しだと、パッと見て何も変化がない。
そうだ、目に見えることを一つづつやっていこう。
凡人なりの進み方をするのだ。
行政書士開業の手引き大阪版を読みながら、まず職印を作った。チタン製だ。これも1歩。
事務所を回ってみた。レンタルオフィス、事務所兼自宅の物件、合同事務所など。いろいろ話も聞けた。これも1歩。
ブログも作った。このブログだ。
デュアルモニターも買ってみた。
よし、建設業許可を専門に深く掘ってみよう。
伊藤塾実務講座のZOOMで質問してみた。 これも1歩。
これを積み重ねるのだ。
不安ばかりではない気づきも多い
専門を建設業許可にしようと決めてから、少しだけリアルに条文が捉えられてきた。
一万件の許認可が扱える行政書士。なんでもやりますは逆にぼやけてしまう。
集中することで見えることが多い。
街中に建設会社があるなど今まで気が付かないことがあるものだ。
また伊藤塾実務講座でも気づきはとても多い
法的三段論法が基礎だという話は、法学を学んだ人にとってはイロハのイだろうが、
その基礎のない私にとっては目から鱗が落ちるようだった。
試験勉強でも条文が大事だと思っていたけど、やっぱり実務でも条文が大事なのだ。
ブログも大きな転機だと思う。
法律ブログは一日中かかるし、勉強時間を圧迫するが、学びになるし、コンセプトづくりの時間にもなるのでいい時間だと思う。
半年たって今
さて、有頂天から急転直下で不安と五里霧中の中でもがいております。
本当にたまに、わかるの点と点がつながる瞬間がある。まだそれは小さなつながりだが、最初に比べたら格段の進歩だ。
勉強だけでは開業できない。でも、勉強しながら一歩ずつ形にしていくしかない。半年後の自分が笑えるように、今日もまた一歩進もうと思う。
半年前、会社の倉庫でダサいジャンプをした自分へ。
行政書士は合格して終わりじゃなかった。でも、あのジャンプは間違っていなかったと思う。




コメント